邦楽ブルースの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
孤独感や悲しみを表現する独唱歌であり、黒人の手によって生み出されました。
ここ日本でも、日本人ならではの解釈で作り上げられ、これまでに名盤を残してきています。
今回はほんの少しだけその一部を紹介いたします。
もくじ
- 邦楽ブルースの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
- Big Boss Menザ・ブルー・ヘヴン
- First Time I Met The BluesWest Road Blues Band
- 10$の恋憂歌団
- Night Lifeブレイクダウン
- ブルース・クリエイション
- 吾妻光良&The Swinging Boppers
- ダミーロックとブルースGLIM SPANKY
- ザ・ゴールデン・カップス
- カモナ・ウシャコダウシャコダ
- Bobby Sox Blues妹尾隆一郎
- 柳ヶ瀬ブルース美川憲一
- ギブス椎名林檎
- 山谷ブルース岡林信康
- バージンブルース野坂昭如
- Ti AmoEXILE
- 赤と黒のブルース鶴田浩二
- レモンティーSon House
- 白い恋人達桑田佳祐
- 盛り場ブルース森進一
- 受験生ブルース高石友也
- リンダリンダTHE BLUE HEARTS
- 昭和ブルース天知茂
- 別れのブルース淡谷のり子
- 恍惚のブルース青江三奈
- Missing久保田利伸
- SOMEDAY佐野元春
- 君へのブルースZARD
- サイクリング・ブルース忌野清志郎
- 宗右衛門町ブルース平和勝次とダークホース
- 赤坂の夜は更けて西田佐知子
- 夜明けのブルース五木ひろし
- 夢の尻尾近藤房之助
- 女のブルース藤圭子
- ANGRY FISTHi-STANDARD
- SO SADTHE PRODIGAL SONS
- あなたのブルース矢吹健
- 負け犬の唄(ブルース)川谷拓三
- 夜霧を今夜も有難う石原裕次郎
- Winter againGLAY
- 月のしずくRUI
- ヨコハマ・ホンキィ・トンク・ブルース藤竜也
- 時間よ止まれ矢沢永吉
- 色彩のブルースEGO-WRAPPIN’
- 雨に咲く花関種子
- この夜を止めてよJUJU
- 摩天楼ブルース東京JAP
- 悲しい色やね上田正樹
- ファンキーモンキーベイビーCAROL
- Wo!Manマダムギター長見順
- ナイアガラムーン大瀧詠一
- 三の宮ブルース森雄二とサザンクロス
- 渋谷ブルース乃木坂46
- 伊勢佐木町ブルース青江三奈
- ムーンソング[Alexandros]
- 暗い港のブルースザ・キングトーンズ
- 霧子のタンゴフランク永井
- 月光鬼束ちひろ
- どうしようかな村八分
- ジャンボジャンボジャンボリーATARIMAEDANOCRACKERS
- 蕾コブクロ
- カスバの女ちあきなおみ
- 思案橋ブルース中井昭、高橋勝とコロラティーノ
- 懸命ブルースこぶしファクトリー
- 銀河鉄道の夜GOING STEADY
- ハイヒールブルースモーモールルギャバン
- 西海ブルース内山田洋とクールファイブ
- さすらいのブルース和田アキ子
- 君と僕のブルース井上陽水
- サマータイムブルース渡辺美里
- 黒船Sadistic Mika Band
- It’s HardGG-Bradz
- セクシャルバイオレットNo.1桑名正博
- 東京ブルース西田佐知子
- 恋しくてBEGIN
- コイン・ランドリィ・ブルース柳ジョージ
- B・BLUEBOØWY
- アルカディアKIRINJI
- メロディー玉置浩二
- 港町ブルース森進一
- majority bluesチャットモンチー
- SongsSUGAR BABE
- うどん屋で泣いたW.C.カラス
- 旭川ブルースロス・プリモス
- 悦楽のブルース島和彦
- 雨のミッドナイトステーションレーモンド松屋
- ELECTRIC SOUL MANCREATION
- 三沢あけみ・和田弘とマヒナスターズ島のブルース
- 柳瀬ブルース美川憲一
- レイニーブルー徳永英明
- おふくろさん森進一
- 準備OKTHE TON-UP MOTORS
- どうしようもない恋の唄The Roosters
- 胸が痛い憂歌団
- 女心の唄バーブ佐竹
- 夜汽車のブルース遠藤賢司
- 夜霧のブルースディック・ミネ
- TrampWest Road Blues Band
- 新宿ブルース扇ひろ子
- 輝く月のようにSuperfly
- 中の島ブルース秋庭豊 & アローナイツ
邦楽ブルースの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
Big Boss Menザ・ブルー・ヘヴン
ザ・ブルー・ヘヴンが1982年に発表したアルバム『Big Boss Men』は、和製ブルースロックの傑作として知られています。
アメリカのブルースを土台にしながらも、日本独自の感性を加味したこのアルバムは、心揺さぶる演奏と歌で多くの日本人ファンを虜にしました。
タイトル曲「Big Boss Men」では、ギターの鋭いリフと迫力あるボーカルが際立ち、ブルースの情感とうねるようなロックのリズムが絶妙に融合しています。
時を超えて愛され続けるこの作品は、音楽ファンはもちろん、新しい世代のアーティストたちにも大きな影響を与えているのです。
ザ・ブルー・ヘヴンの名演からは、ブルースの奥行きとロックのダイナミズムがあふれ、聞く者すべてを魅了します。
First Time I Met The BluesWest Road Blues Band
和製ブルースを語るならウエスト・ロード・ブルース・バンドも外せないでしょう。
彼らは和製ブルースの先駆け的存在で、B.B.キングが来日した際には前座を務めたことでも知られています。
そんなウエスト・ロード・ブルース・バンドのアルバムを順番に聴いていけば、日本のブルースシーンの歴史を追体験できるのではないでしょうか。
ということでオススメしたいのが、1975年にリリースされた初のアルバム『BLUES POWER』です。
メロディックかつエモーショナルな音楽性にしびれます。
(山本)
10$の恋憂歌団
木村充揮さん、内田勘太郎さん、花岡献治さん、島田和夫さんからなるバンド、憂歌団。
日本のみならず、海外でも高い評価を得ていますよね。
そんな彼らの2枚目のアルバムが『セカンド・ハンド』です。
こちらには情緒あふれるメロディーと切ない歌詞が魅力の『10$の恋』、軽やかなサウンドで聴く人を元気づける『お政治オバチャン』などが収録されていますよ。
彼らが手掛ける楽曲の幅広さにおどろかされることでしょう。
また曲から歴史的な背景を感じられるのも魅力です。
(山本)
Night Lifeブレイクダウン
ライブハウスに行くのが好きというブルースファンも多いのではないでしょうか。
音源とはまた異なる空気感や熱量がありますよね。
そんなライブならではの魅力をたんのうできるアルバム『Live』を紹介しましょう。
こちらは1972年から活動しているブルースバンド、ブレイクダウンがリリースした作品。
1980年に開催されたライブの音源が収録されていますよ。
曲と曲の合間のトークや、歓声が聴けるのもいいですね。
ライブハウスでのパフォーマンスが目に浮かんできます。
(山本)
ブルース・クリエイション
ブルース・クリエイションの音楽は、激しくも情感豊かなギターリフと力強いボーカルが印象的です。
アメリカやイギリスのブルース、ロックに根差しながらも、彼らの作品は独自の解釈を加えることで、まるで日本の地から湧き出た独自のブルースロックを創造しました。
その深みある演奏は、日本のロックヒストリーにおいても重要な存在であり、聴く者を魅了します。
日本が誇るブルースロックの先駆者として、彼らのアルバムは今もなお多くの音楽ファンに愛され続けています。
吾妻光良&The Swinging Boppers
吾妻光良 & The Swinging Boppersの音楽は、日本のブルースロックの精神を色濃く反映したものです。
アルバム『Hepcats Jump Again』では彼らの真骨頂を味わうことができます。
彼らの演奏は力強く、時に感傷的なブルースの響きが心に響きます。
ギターのリフは切なさと熱さを同時に表現し、ボーカルの吾妻光良さんの声には深い感情が込められています。
このアルバムでは、日本固有の文化と洋楽のブルースが融合し、独特の世界観を創り出しています。
聴く者を熱くさせるエネルギーと、ジャンルを超えた音楽性が際立っていて、和製ブルースロックの魅力を存分に感じさせる作品です。