海外の有名ブルースギタリストまとめ
日ごろロックやポップスを聴いていて「ブルージー」などといった表現でその楽曲、もしくは楽曲の一部分が表現されているのを目にしたことはありませんか?
ジャズやロックの起源とも言われる「ブルース」には多くの形式がありますし、そのスタイルは一口で語れるものではありませんが、ブルースが生まれた悲しい時代背景を思わせる哀愁のフレーズは「ブルージー」なものと感じますよね。
今回はそんなブルースを代表する伝説のギタリストたちをピックアップ、初心者にもまずは知ってほしいレジェンドたちや近年注目されているギタリストをご紹介します。
ブルースギタリストたちの魂のプレイは、あなたの人生観すら変えるかもしれません!
もくじ
- 海外の有名ブルースギタリストまとめ
- Bright LightsGary Clark Jr.
- How Blue Can You GetB.B. King
- CrossroadRobert Johnson
- Scuttle Buttin’Stevie Ray Vaughan
- Rollin’ StoneMuddy Waters
- Feels Like RainBuddy Guy
- Didn’t It Rain?Sister Rosetta Tharpe
- Blues PowerAlbert King
- My Woman Has A Black Cat BoneAlbert Collins
- Boom BoomJohn Lee Hooker
- I’ll Take Care of YouJoe Bonamassa
- Gone For GoodSamantha Fish
- Have You Ever Loved A WomanFreddie King
- FrankensteinJohnny Winter
- Bad PennyRory Gallagher
- All Your Love & Magic Same’s BoogieMagic Sam
- MotorheadJimmie Vaughan
- In This PlaceROBIN TROWER
- Baby, Please Don’t GoLightnin’ Hopkins
- Roadhouse BluesJeff Healey
- Goin’ to ChicagoT-Bone Walker
- JukeLittle Walter
- Watcha gonna do ?Peter Green
- Smoking GunRobert Cray
- Loan Me A DimeAlbert Castiglia
- Hey HeyBig Bill Broonzy
- Dust My BroomElmore James
- Going Down The Road Feeling BadJohn Mayer
- Killing FloorJimi Hendrix
- Drinking WineMike Bloomfield
- Fresh Out Of LoveDennis Jones
- AberystwythPhilip Sayce
- Big BlockJeff Beck
- TIME HAS COMEJoanne Shaw Taylor
- Zydeco ShuffleSonny Landreth
- Ain’t That A ShameFats Domino
- Mister MagicJohnny ”Guitar” Watson
- Phenomenal WomanRuthie Foster
- Love In VainMick Taylor
- International Blues Jam (Stevie’s Blues)Tommy Emmanuel
- Double TroubleMonster Mike Welch
- Is it because I’m BlackLucky Peterson
- TroubleKeith Richards
- Lost In LoveAlvin Lee
- Open RoadOli Brown
- Get What You DeserveDerek Trucks
- Get Off My CloudAlexis Korner
- MonaBo Diddley
- Feel So BadLittle Milton
- One More MileThe James Cotton Band
- Don’t Fear The ReaperEric Gales
- So Many RoadsJohn Mayall
- かたつむりJune Yamagishi
- CrossroadsEric Clapton
- Wild About You BabyHound Dog Taylor
- Life Is A BeatdownPopa Chubby
- Lie To MeJonny Lang
- Double TroubleOtis Rush
- Red HouseGary Moore
- Blues For MAna Popović
海外の有名ブルースギタリストまとめ
Bright LightsGary Clark Jr.
ブルースの世界に旋風を巻き起こす、ゲイリー・クラーク・ジュニアさんの『Bright Lights』。
この曲に込められた情熱は聴く者の心を強く揺さぶり、まるでニューヨークの街を歩いているかのような気分にさせます。
悲しみや寂しさだけでなく、現代ブルースの新しい魅力を発見できる一曲です。
ゲイリーさんの手にかかればフレーズ一つ一つが生き生きとし、エネルギーに満ちて伝わってきます。
ギターのリフは簡単なようでいて深い味わいがあり、彼のギタープレイからは歴史上の巨匠たちの影響と彼自身の革新性が融合しています。
聴く人の魂に直接語りかけ、新たな視点で人生を見つめ直すきっかけを与えてくれるでしょう。
この曲は、すぐにでも自分のプレイリストに加えたくなるオススメの名曲です。
How Blue Can You GetB.B. King
B.B.キングさんはブルースギターの大御所として名を馳せ、そのプレイスタイルは多くのミュージシャンに影響を与え続けています。
特に『How Blue Can You Get』では、彼のギターから生み出される感情のこもったフレーズが聴き手の心に深く響きます。
ターンアラウンドやベンドを駆使したエクスプレッションは、ブルースそのものの魂を表現していると言えるでしょう。
彼のギターはシンプルながらも奥深く、その歌心あふれる音楽は単なるテクニックではなく、生きた伝統として受け継がれています。
幅広い世代に愛されるB.B.キングさんの演奏は、今聴いても色褪せることがありません。
CrossroadRobert Johnson
『Crossroad』に込められた哀愁とロバート・ジョンソンさんのギタープレイは、音楽の根源を問い直させる力を持っています。
ギター一本で語られるストーリーは、聴く者の心をゆさぶり、ブルースの深淵に引き込む魅力があります。
ギターの弦が紡ぎ出すメロディは、喜びや悲しみを先導し、リスナーの感情に共鳴します。
彼のフィンガーピッキングは格別で、そのテクニックは現代の多くのギタリストにも影響を与えています。
『Crossroad』を聴けば聴くほど、ブルースの魂が感じられることでしょう。
Scuttle Buttin’Stevie Ray Vaughan
『Scuttle Buttin’』を聴くと、スティーヴィー・レイ・ヴォーンさんの指先から繰り出される躍動的な音符の波が、聴く者の魂を揺さぶります。
一瞬たりとも同じフレーズを繰り返しませんし、疾走感あふれる曲の中で変わることのないのはその圧倒的なブルースの感性だけ。
故郷テキサスから世界へと羽ばたいた彼の真骨頂ともいえるこの曲は、ただの演奏を遥かに超えて、ブルースの真髄を伝えるメッセージとなっています。
疾風の如く走るギターラインの中にも、深い哀しみと希望が共存しているのを感じ取れるでしょう。
Rollin’ StoneMuddy Waters
哀愁を帯びた旋律が魂を揺さぶる『Rollin’ Stone』は、マディ・ウォーターズさんが1950年にレコーディングした歴史的な一曲です。
シンプルながらも深い感情を秘めたブルースギターの響きは、聞く者の内面に深く響きわたります。
この曲が後に大きな影響を与えたバンドの名の由来であると聞けば、さらに感慨深いものがあります。
ブルースの根源を感じさせるこの曲は、ギタープレイに彩りを加えたい初心者から熟練者まで幅広くオススメできます。
マディ・ウォーターズさんのギターから発せられる生のエネルギーを一度は体感してみてください。
Feels Like RainBuddy Guy
ブルースの世界には多くの伝説が存在しますが、その中でもBuddy Guyさんは特筆すべき一人です。
彼のギタープレイは哀愁を帯びたブルースの精神性を色濃く反映し、聴く人々の感情を揺さぶる力を持っています。
また、彼はFender製のストラトキャスターを使用しており、その水玉模様の特徴的なギターは彼のトレードマークと言えます。
彼の手によって生み出される音色は、シカゴブルースの枠に留まらず、ジャズやロックにも大きな影響を与えてきました。
2005年のロックの殿堂入りは、彼の幅広い影響力とギタリストとしての偉大な業績を物語っています。
初心者から熟練者まで、彼のプレイは多くの音楽愛好家にとって必聴の価値があるでしょう。